癌闘病日記及びうつ病日記

ゆっくり生きよう😊

過去の思い出

3年程前に富山市より四国に引っ越して来ました。亡くなった息子と一緒に通うはずの大学病院の近くに家を決めたのです。もうすぐ亡くなって5年の月日が立ちましたが、未だに心から笑える日はありません。

振り返ると富山に住んでいたので、年に数回スキー旅行に行ったり、楽しい思い出もあります。台湾に7年程住んでいましたが、年2回海外旅行をしたり楽しい思い出もありました。

亡くなった息子と一番長く住んでいたのが富山で、引っ越しの踏ん切りが付きませんでした。3年間四国の家を空き家にしてしまいました。夫が「引っ越さないと駄目だ」と言って強引に富山の家を売りに出し、やっと引っ越しを決めたのでした。引っ越しの準備はほとんど夫が手伝ってくれました。

うつ病が酷い時期で過眠傾向にあり、ほとんど寝て過ごしていました。私の病気のせいで早期退職をして、夫には散々苦労をかけたと思います。こんな私を支えてくれた夫に感謝の言葉以外ありません。夫は生真面目で「結婚式で誓いの言葉を言った事を守る」と言っていました。

今度はステージⅣの癌になり、どれだけ悲しませたか分かりません。「手術は不可能だ」と言われ治療して「長くて一年」だと厳しい告知でした。診察室を出た時は思わず号泣してしまいました。残された日は後どのくらいだろう?と思うと悲しいです。運を天な任せて家族と共に一日でも多く長く生きてたいと思っています。まだまだ頑張ります。

湿っぽい話になってしまったのでこの辺で…良い週末を過ごして下さい。